IT業界って◯◯だと思う。
常にIT業界についてどうのように伝えたら互いにお客さんと我々がWinWInになるのかを考えています。
1つの仮説が思いつきましたので書きます。
仮説
「IT業界って、スポーツ業界・医療業界・ファッション業界を全部足して2で割った感じ(割り切れない)」
説明します。
1.スポーツ
『経験とメンタルによるところが多い。そしてチームが存在する。』
スポーツが人間のメンタルに大きく影響するようにITエンジニアの生産性は大きくメンタルに影響します。
1つのミスで試合に負けるのと同じように1つのミスでバグは発生します。
また、必ずチームが存在してポジションや役割が存在します。
もちろんなんでもできるポリバレントなITエンジニアもいます。
2.医療
『医学くらい専門分野が広い。』
ITにものすごく詳しい方は確かにいます。
しかし、OSについてばぁ~ってしゃべれる人も、案外GoogleAnalyticsの使い方は全く知らなかったりと、知識が広すぎて一人が認知できる量を確実に超えております。
耳鼻科と産婦人科があるのと同じです。
3.ファンション
『なにがナウいか、何が流行っているかを常に考えている。』
2010年くらいはクラウド、ビックデータ、AI、ブロックチェーンと流行りがあって、次は量子コンピューターだし、実はDevOpsとかマイクロサービスが流行っているといった具合に普通の人が聞いては???みたいな流行があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上記を踏まえて一般人やシステム担当者(エンジニアではない方)どうすればいいのか。
エンゲージメントの高いエンジニアを探してポジションを与えて最低限の管理をしつつ好き勝手やらせるのがいいのではないでしょうか。
具体的には、現状ほぼエンジニアがいない状態であれば、長谷部誠や井原正巳のようにリーダーシップがあるオールラウンダーを採用すべきですし、エンジニアが少数で品質が上がらないのであればひたすらアップダウンを繰り返してくれる長友佑都のような人を採用すべきでしょう。
(因みに、優秀な選手がどんな戦術でもどんな監督でもレギュラーをはれるように、優秀なエンジニアはどんなチームにも適応できます)
※個人の見解です。